落合の"畳"

畳の良さ・役割

畳は空気の浄化や保湿など、すぐれた特性をもっています。

畳は高温多湿の日本でもっとも適した床材として、昔から生活に取り入れられてきました。また畳は、二酸化窒素等の有害物質を吸着する他、湿度・温度調整機能など快適な生活空間をつくるのにも、一役かっております。

エコロジー

本来、畳は「藁」と「イ草」で出来ています。藁はお米の残りの茎の部分で、昔から日本人にとって馴染みがあり、身近なものでもあります。役割を終えた畳は土に還り、堆肥となります。

天然のエアコン

なぜ畳はこれまで長く使われ、愛されいるのでしょうか?それは、「夏は涼しく、冬は暖かい」というエアコンの役割を果たしているからです。梅雨等のジメジメした時には湿気を吸収し、乾いた時には放出してくれます。畳の上が快適なのはこんな理由があるからです。

美しい色と滑らかな触り心地

「なぜか畳をみると落ち着く」という方も多くいらっしゃることでしょう。自然な色とイ草の匂い、触れた時の滑らかさ。耐久力や通気性、クッション性にも優れ、畳は最高の敷物です。

先人たちの知恵

日本人の生活の中で、畳に使用される藁はさまざまな所に利用されています。草履や麦わら帽子、筵、神社などのしめ縄等々。日本人は藁と共に生きてきたのです。

落合畳店のこだわり

「イ草」へのこだわり

原材料:天然イ草100%(有機・減農薬)

「国産イ草」は、長く・丈夫で・強く、品質も良く安全です。落合畳店では、一流技能士の職人により厳しく選別され、検査を合格したイ草を使用し、お客様にご使用して頂いております。密度の濃い畳表は、耐久性に優れ、傷みにくく、風合いが長持ちします。

「施工」へのこだわり

朝、畳の引き取りを行った場合、1日仕上げで、その日の夕方にはお届けいたします。もちろん手抜きなどは一切なく、1枚1枚丁寧に仕上げます。

こんな時にご相談ください

  • 長い間使っていて畳が傷んできた
  • 日に焼けて色あせてきた
  • 部屋のリフォームで畳を入れたい
  • 畳に座った時に草が衣服についてしまう など。

まずは、当店までお気軽にご相談ください。「畳の張替え」とは、新しくするだけではありません。

表替え

畳床はそのまま使い、畳表と畳縁を新しく取り替えることです。畳の汚れや傷みが気になる、日に焼けてきた、と感じたら替え時です。通常、前回表替えされてから6~7年くらいが目安です。

ウラ返し

畳表をひっくり返し、使っていない裏面を表として使用することです。畳縁は新調します。汚れや日焼けの程度で裏返し出来ない場合もございます。前回表替えや新畳にしてから3~4年を目安に裏返しをするときれいな状態が保てます。

新畳

畳床、畳表、畳縁など畳全体を新調することです。お客様の好みやご予算、お部屋の使用によって、最適な組み合わせをご提案いたします。畳がデコボコしている、たわんできたと感じたら替え時です。前回新調されてからおおよそ20年くらいが目安です。

畳表取扱いについて

  • 新しい畳表には、吸水機能・換気機能を保つために染土がついていますので、目に沿って軽く乾拭きをしてご使用ください。水や洗剤でのふき取りは避けてください。変色の原因となります。
  • 表畳は、100%天然のイ草植物ですので、直射日光はなるべく避けてください。変色の原因となります。
  • 掃除の回数を増やしたり、自然通風を心がけることで、カビ・ダニの発生を抑えます。
  • 地厚な良品質であるほど、新しい表畳には折目の跡がある場合がございます。これはシミやキズではなく、使用している間に自然に消えていきますので、ご安心ください。
  • 水分をこぼしてそのままにしておくと、まだらに変色する場合がございます。速やかにお拭き取りください。
  • 掃除機は、畳の目に沿ってゆっくりとおかけください。